なぜ僕が専門外の医学情報にまで興味を持ち、ブログを書くのか?
僕が、なぜ専門外の医学情報にまで興味をもち、記事を書くようになったのかについて、少しお話させてください。
これまで僕は、多くの患者さんと出会ってきました。多くの悩みや苦しみを抱えながら、助けを求めて来院される方がたくさんいらっしゃいました。その中には、僕の専門外の病気に苦しむ方もいましたし、難病を患われたり、インフルエンザなどの感染症によって亡くなられた方もいました。
限られた時間のなかで寄り添い、少しでも痛みを和らげるお手伝いをすることしかできない己の無力さを、幾度となく痛感してきました。
医師でなければ解決できないことは、たくさんあります。それでも「自分の専門ではないから関係がない」とは、どうしても思いたくはないのです。
医学論文は、先人たちが僕たちに遺してくれた素晴らしい遺産です。僕たちを導いてくれる、大切な教えが詰まった宝箱だと思っています。しかし、その中身があまりにも難解であるがゆえに、多くの人はその情報に触れることすらできません。
そして、僕を論文に向かわせるのは、使命感だけではありません。
「医学論文ほど面白いものはない」
そう思えるほどの、純粋な好奇心もまた、僕の大きな原動力です。新しい治療法の発見や、回復につながる知見に出会うことは、僕にとって何よりの喜びなのです。
僕は、その先人たちの声に真摯に向き合いたいと思っています。概要だけ確認するものも含めると、毎年1000篇以上の論文に目を通しています。コロナ禍においては、未知のウイルスから少しでも患者さんを守りたい一心で、さらに多くの文献を読み漁りました。
不確かな情報に振り回されるのではなく、確かな根拠に基づいて判断する。 その姿勢だけは、譲りたくないと思っています。
医師ではない僕がこの領域に足を踏み入れることに、驕りがあってはならない、 と常に自分を戒めています。 それでも、理系の大学で学んだ知識と英語力を活かし、先人たちが遺してくれた宝物を、少しでもわかりやすく「橋渡し」できたらと願っています。 こんな僕の発信が、ほんの少しでも誰かのお役に立てるなら、これほど嬉しいことはありません。
この活動は、僕自身にとっても学びの連続です。先人たちの遺産に触れるたびに、まだ知らないことの多さを思い知らされます。
これからも謙虚に、そして貪欲に、見識と経験を重ねていきたいと思っています。
どうかこれからも、よろしくお願いいたします。
※なお、本ブログの内容はあくまで一般的な情報提供を目的としたものであり、医師による診断や治療に代わるものではありません。具体的な治療や医薬品の使用については、必ず専門の医師にご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。

